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キリムの伝統的文様


キリムフェアーまで6日

あっという間に一週間を切った
キリムフェアーは
9/17(土)~25(日)の8日間

ただ見るだけじゃなく
もっともっと楽しんでいただくために

今日から、25日まで  ちょっとづつ  キリムの魅力をお伝えします。

まずは伝統的文様
 


最初に登場するのは この柄

Flyng bird (フライングバード)


      
    自然の中で生活する遊牧民にとって、空を飛ぶ鳥にであうことは 
生きてゆくためにもっとも大切な 
 
“水”と羊のエサである“草木”が繁茂する場所
 
“オアシス”を教えてくれること

羊といえば、キリムはウール100% 
混じりっけなしの羊の毛です。

それを手で紡ぎ、草木染で色を染め、女性たちが手織りする
100%手づくり、家族が協力してできるものなのです。


遊牧民にとっては、羊の肉は食糧だけでなく、刈り取った毛で衣服や織物を作って暮らす。
市場で売って、生活に必要なものを買う。
自分の命と同じくらい大切な羊なんですね。



シルクロードの旅人が、夜の星の位置を頼りに進んだように

遊牧民は水と草木を求めて、
鳥と共に移動し、暮らしていたんですねー

そう思うだけで、自分も空をみあげちゃいそうでしょ!!     



とても縁起の良い柄のため、それぞれの家族、部落で
抽象化して、好んで織り続けてきた文様。

たくさんの鳥を  異なる色  そして豊かなグラデュエーション
     
で織り上げる一枚は

“たくさんの幸せに出会えますように” という祈りの柄なんですね。

では今日の柄、フライングバード・・覚えてくださいね。